【ハーセプチン16回目と生理の話】
いつもの治療の前の主治医との問診
前回痒い痒い病で予定外の日に駆け込んで、皮膚科にはしごして「カビです」と診察されて以来
「こっちの治療に影響なさそうで良かった」と先生
でも自分の名誉のために(お尻がカビたという不名誉に対するもの)...
「抗がん剤治療中の白癬菌発生は多いらしい」と先生に教えてあげた
そして、今回確認したかった「生理が戻るかどうか」について
結論から言えば、おそらくこのまま閉経
私から先生へ
・検査、施術、再建、治療、薬...全てにおいてメリット・デメリット説明してくれて最終決定権は私というスタンスだった
・抗がん剤やると生理止まる。人や年齢によってはそのまま閉経という説明は受けなかった
・私は今後出産はしないと思ってはいたけれど、治療始める前にその説明はあるべきではないか
・治療前は毎月生理あったし、抗がん剤スタートして1か月目も生理来たから一時的に止まっても治療終わったら戻るものかと思った
・卵子凍結とか出産の可能性を残す手段があることと、すでにそのタイミングは外してしまっていることはガン友から知った
・事前に聞いていても現状と違いはなかったと思うけれど、知らされず抗がん剤、さらにホルモン剤を始めたのはどうなのかなと
といったモヤる思いを下手くそに伝えた
先生から私へ
・私の年齢以降出産の確立は10%
・若くても抗がん剤で閉経する場合もあるから私の年齢はほぼ閉経
・さらにホルモン剤も復活を妨げる方の薬なのでおそらく閉経
・閉経について話すと、命優先なのに、情報によって治療に躊躇する患者がいる
・命に関わること優先に話をする
・そのリスクを話すか否かは主治医に任されている
といったことを歯切れ悪くコメント
でも、それが私を納得させる理由になっていないことは先生もわかっている
脱毛なんかより、大切なことだよね...
みんなに話すべきことだよね...
と最終的には謝ってくれた
でも全然すっきりはしない
はるにゃんこさんもこの説明は先になかったという
だから、私の先生がミスったわけではないと思う
ガン告知、乳房全摘出、脱毛、などなど
話しづらい事ドカドカ話してきたくせに、何故これは説明任意なのだろうか...
家の棚にある生理用品...もう使わないのかなと思ったら悲しくなった
突然訪れた閉経
でも、私の場合は初期発見により、命の危険や全摘出は回避してこれたがゆえの、さらなる欲ともいえるのかもしれない
事前に説明されていても、抗がん剤もホルモン剤もやっていたに違いない
なら、何故、どうしてと過去の経緯につまづくのはもうやめよう
ただ、同じ思いをする人がいなくなることを願う!!
そして治療センターへ移動
3週間あくから、右でも左でも良い気がするけれど、先週人間ドックで右で採血しているから左でお願いした
トトトトトト...と滝のように落ちる
今までの3倍速
看「低血圧すぎる気がするけれどふらついたりしない?」
私「立ちくらみするする!それ血圧と関係あるんですか?」
私「今までも最高血圧は100前後だったが、ここの所、もっと低め。副作用ってことありますか?」と質問
看「あとで調べてみますね」
しばらくして看護師さんやってきた
看「ハーセプチンの副作用報告で血圧下がるというのが2%の確率である。今までの血圧の記録があれば、治療スタートしてからこんな具合...とS先生に次回相談してみてください」
私「2%!!希少動物!!」←全然深刻に考えていない...
40分程度の治療時間になり、マンガ1冊読みきれないから、治療終了してから、待合室に戻ってまた座ってマンガ読み切ってから退散
マンガ喫茶ならぬマンガ病院...マン院...
3倍の量だと料金も堂々3倍
ハーセプチンは副作用少ない優秀新薬らしいが、請求が重くのしかかる...