【癌封じの唐泉寺/江戸川不動尊】
昨日お参りしたお寺
私のために参拝してくれた職場のDちゃんに「何故癌封じ寺なのか?」を聞きました
その内容書いている人の文章流用して説明すると...
先々代住職が長女を急性白血病で失い、無常を感じた高田真快氏はサラリーマン生活にピリオドを打ち出家し
とのこと
昨日お守りを買う時「これはどなたのために?」と住職さまと会話したのに...
きちんとお話聞けばよかった...
そんなわけで...
筋金入りの“癌封じ”のお寺でした~!!
(写真転用)
昨日は売店には3台のバイクがゴチャっと倉庫的に...
これにもっと疑問と興味を持つべきでした...スンマソ...
【3クール4/4回目(ハーセプチンのみ)+お参り】
今日は4回目だからハーセプチンのみ
水でライン確保(10分)→ハーセプチン(30分)→水で流す(10分)
10:20~11:20
口の中が薬臭くなって、泥酔状態になるのはやはりパクリタキセルの仕業と認識
今日は時間的にも身体的にも楽ちん
ここの治療室は「腫瘍・免疫センター」
全部で52床?
ブース番号前半では免疫系(リウマチとか)の治療、後半が抗がん剤治療...と今日知った
今日は病院都合で初めて前半の若い番号のブースで治療
Dr.I「あぁ~良かった(知っている人で)。全然知らない人だと緊張しすぎるんだよね~」
私「いやいや...緊張してください(;一_一)」
Dr.I「前回ちょっと(針が血管に)当たっちゃって、ご迷惑かけちゃってすみませんでした」
私「大丈夫ですよ...今日は失敗2回までOKです( ̄ー ̄)」
Dr.I「・・・大丈夫。今日はいい感じです」
ということで、予定の時間で終了(前回点滴が落ちず倍の時間かかった)
テレビ字幕放送
手元マンガ『深夜食堂6巻』
免疫系と腫瘍系は扱う薬が違うから間違え予防でスペースで分けているらしい
今日は偶数回だから左腕(順番に血管をお休みさせてあげる)
色々学ばせてもらっているから最終学歴は慶応義塾大学(病院)ということで...
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私の入院前に、会社同僚がこそっとここのお守りをくれた
こういうお寺があることを初めて知った
実は数日前、姉から姉の旧友であり私の先輩が月末乳がんの手術すると連絡があった
「知りたいことあるみたいだから連絡とってみて」って
びっくりした
あぁ~ブログ(過去ログ)完成していればよかった...
そして、志半ばにして、早くもアドバイザー要請がかかるとは...
幸いにも先輩も初期の発見で、心配していたのは術後の回復
落ち込んだり、極度な不安状態...という感じはなさそうで良かった
そんなことがあり、江戸川不動尊検索して行ってきた
行きづらい駅かつ駅からも歩く...楽しいわけでもない住宅街を歩く歩く...
Dちゃん、私のためにテクテク歩いてお参りに行ってくれたんだな...と思ったら、ちょっと目頭熱くなった...
何故ここがガンにご利益あるのか...?という疑問を出した時点で、ご利益消えそうなのでとにかく信じてお参り
もう、M先輩だけでなく、はるにゃんこ先輩、他世の中のファイター達+私の願いが叶いますよーに!!!と沢山お願いごと。お賽銭足りなかったかな...
本日の治療
主治医問診 なし
10:20-11:20 抗がん剤点滴
水10分+ハーセプチン30分+水10分
会計 19,580円
【がん告白した時の反応】
旧部署メンバーでの食事会
帰り道一緒だったM子に乳がん告白
洞察力ある彼女はヅラに気づいている気がした
彼女の禁煙成功、年内結婚宣言、健康的生活とダイエット...
そんな健康話を聞いた流れで乳がんとヅラカミングアウト
彼女は(大概の人は)私を病気知らずの健康優良児
運動好きのアスリート気質…と思っている
だからびっくり仰天
ただ、彼女のお母様も10年サバイバーだった
そして別れ際に「話してくれてありがとうございます。大丈夫とはいえお大事になさってください」と
見た目個性派の彼女だが、実は真面目な良い子
告白した反応として一番ほっとするのが、彼女が言ったこの台詞
色々質問されたり、色々言われるより、とりあえず聞いてくれ特に何をいうでもなく「話してくれてありがとう(了解)」と終了してくれるのがホッとする
報告・連絡であり相談ではないのだ
必要と思われるので知っておいて…というもの
体験談でないガン情報や、回答できない質問攻撃されると閉鎖的な自分がでてきて「あぁ~この人に話さなきゃ良かったなぁ...」とプチ後悔をする
彼女はやっぱり優しい、良いヤツだ...
お母様の体験があるからなのかな...
話した人は限られるが、何人かが彼女と同じ台詞を発した
私が逆の立場だったとき、この言葉が出て来たかな...
何はともあれ彼女には、定期健診、会社無料検診を超オススメしておいた
【副作用】
脱毛と若干の痺れ(手、足、舌)以外、副作用は出ていないと思っていた
・突然の歯茎からの出血2回
・視力低下
・突然の高熱
・全身の異常なかゆみ
・発疹
・消化器系不良←消化に1日かかる
・胃部不快感
・頭痛
・なんとなくそこいら中痛い
いずれも「慢性的で耐え難い」というものではなく、「(今日は)胃が痛いなぁ~」とか「(今日は)やたらと痒いなぁ~」という感じ
治療とか関係なくてもおこりうる、一般的な体調不良やトラブルだと思っていた
また、ここ数年、スポーツ障害で関節や筋が痛かったりの痛みを伴う生活が常だったので、とりあげて気にしていなかったが、今日ふと思った
もしかしてこれが「倦怠感」というものなのかな?と
意外と毎日(以前より)しんどい?
そして、これらは「副作用」なのかな?と
一日3回、毎食後服用している薬
牛車腎気丸(ゴシャジンキガン)→痺れ予防として
ピドキサール→ビタミンB6
処方されているから、事務的に飲んでいる薬について説明書読んでみたら、上記症状が副作用として書いてある
点滴薬の副作用ばかり気にしていた
服薬はノーマークだった
とはいえ、その程度の自覚症状で済んでいる
痛みに鈍く、耐性強くて良かった
治療が終わったとき、今より身体が楽になったら嬉しいな
常に手元に在庫があり、「飲み終わった~!」という達成感が得られない
だから最近のブームは錠剤を端からでなくランダムに飲む
このシートが全部開いた時の一瞬の達成感を楽しむ...地味だな...
会社の壁に朝(昼用の)薬をジップロックに入れて貼る
飲み忘れているとみんなが指摘してくれる
朝セットしていなかったらそれも指摘してくれる
ありがたい。。。
【免疫力】
病気→免疫力低下→病気になりやすい・治りにくい→普段の生活から注意
■ディフェンス(防御)策
雑菌の多い所にいかない・無駄に出歩かない
■オフェンス(攻撃)策
モチベーションアップ・体温上げる・耐性を強くする
ディフェンスでスタートしたが「これは私には合っていない」と思い、無理はしないが、できることは継続しようと作戦変更
ということで、週末はプールに行って3~4km泳いでいる
髪の毛事情だけ人目を気にして(見られたくないのではない...心配をかけたくない)はいるものの、雑菌や塩素は特に問題なく継続できている
スピード出なかったり、疲れたりするのは「副作用だな」と、都合よく「副作用」のせいにして「今日も泳げて良かった」と感謝一杯で終わる
抗がん剤スタートの11月
スイミングスクールのコーチに「どうなるかわからないので...」と事情を伝え、当面お休みを連絡
8月の手術の翌週には泳いでいたので、コーチにとっては青天の霹靂の乳がん告白
「早く元気になって戻ってきてね」と優しい言葉かけてもらう
「行けそうな状態だったらできるだけ行きます!」
...とはいったものの、結構行ける...いや、治療前より通っているかも...
今日も来ている、先週も来ていた...
とコーチの間でも謎や心配や驚きや...
「大丈夫なの?」と時々言われる
「(まだ髪の毛残っているし)意外と大丈夫」
仲間に会う、運動で体温上げる、お腹すかせる、みんなとパン食べる
「今日も泳いだ~」
そんな感じで免疫力アップ←多分
7:00~8:30 代々木競技場のサブプール
隣のコースは慶応大学医学部の学生
(お世話になっている)お医者さんのタマゴ達
ジャージに「Don't Think (脳みそのイラスト) SWIM!」と書いてある
頭でっかちじゃないお医者様になってください!!
【LIVE STRONG】
待っていたものが到着
トライアスリートでありツールドフランス7連覇のアスリート“ランス・アームストロング”
ドーピングでタイトルは剥奪されたけれど、彼は生存率一桁とも言われたがん告知からファイトしサバイブし競技に復活
同時にガン基金を設立し、LIVESTRONGのイエローバンド販売
ドーピングでマスコミや世間はこぞって彼を英雄から一気に犯罪者扱いをしたが、彼を責める資格は私を含め、誰にもないと思っている
彼は戦い、生きている
それだけで多くの人を励まし救っている英雄だと思う
なので、以前から私は基金のTシャツやトレーナーを購入していたし、タイトル剥奪以降も彼の活動を支持している
しかし、私がガンファイターの立場で彼の活動をみる日が来るとは夢にも思わなかった
そして久しぶりにサイトを覗いたら、イエローバンド用のFIGHTとSURVIVORチャームが出ていた
今まで私が気づかなかっただけなのかな...
今こそイエローバンドとチャームを所有する資格を得たような気がして嬉しくなった
まだ治療は続いているけれど、先にメダルもらっちゃった気分
一つ残念なのは日本への配送対応がなくなっていた
今回はアメリカ在住の友達の家経由で到着
【3クール3/4回目(ハーセプチン+パクリタキセル)】
採血なし
9:00 Dr.S問診(健康チェック)
Dr.「変わったことある?」
私「体重計乗っていないけれど太ったと思う」
Dr.「むくみじゃない?お顔とか見た目変わらないけれど」
私「いやぁ~運動不足だし」
Dr.「今の薬はあんまりむくみは出ないと思うからなぁ」
私「じゃぁやっぱりふとったってことじゃないですか!」
と他愛ない会話して、終了
PC画面のカルテみたら「ふとった」と入力されていた。。。
さて治療の日
抗がん剤やるにあたって色々副作用対策情報収集
その中で、「手と足先を冷却」というのがあった
先生に聞いたら治療室で言えば用意してくれるとのこと
そして、それによる効果は医学的にも確かめられているとのこと
・手先、足先まで薬が行く必要がない
・だから冷却して血管細くして行きづらくする
とのこと
副作用の候補は「痺れ」...やらない手はない
ということで、初回からパクリタキセルの時はアイスノンを用意してもらっている
基本的にはずっと握っている...結構冷たい
足元用。アイスノン枕。靴下履いていても十分冷たい
そして、もうひとつ「手を手袋、足をコンプレッション(圧がかかる)ソックスで圧迫」という話があった
理屈は「冷却」と一緒
でもこれは医学的に効果あるかどうかは不明とのこと
でも希望すれば手袋用意してくれるとのこと
やらない手はない足はない
効果が確認できていないとはいえ実施にリスクはない
それなら今後の人のために実験してみよう
ということで、初回から、右手・右足のみ実施
これで左手・左足のみに痺れが出れば、「効果あった人いる」という実績の一つになる
現在治療開始から3か月目
結論を先に言えば「(私の場合は)効果あり」
強くはないけれど、左手・左足はうっすら痺れがでていて、右側は全くでていない
たまたまかもしれないし、気のせいかもしれないけれど、実感大切
爪の変色とか可視化できる副作用だったら良かったのになぁ~と思ったり
ともあれ、治療中手袋するだけなんだから試してガッテン!!
実験君「手袋を履く!」
足用は自前。スムースに治療進めたいから、家出る時に仕込んでいく。
コンプレッションソックスと手袋2枚用意。手袋履くもの慣れて来た。
きつめにするため二重。今日も足むくんでいるなぁ。
左靴下はゆるソックス。右は手袋2重とコンプレッションソックス。せめて色揃えろよ!
手袋(XSサイズ)は治療室でくれる。1組くれるけれど右手のみに重ねはめ。
左右同じ条件下で実験するために、アイシングは両手両足。
「足はきつめの靴下を履く」という情報だったが、市販のソックスのきつめにも限界がある
大概土踏まずや足首からふくらはぎに段階圧がかかっているものだし、そもそも血行を良くするために開発されているもの...
なので、もっと相応しいものを探した
結果...「手と同じく足も手袋」案が友達(看護師)との間に出た
履けるかな?...と思った次の瞬間、友達が「履けたよ!」と写真送って来た
通勤路で吹き出した...
それがこの写真
職場だったのかな...家に手袋あったのかな...
透明手袋格好いい...つーか、彼女の足は格好いい
病院で手袋もらえると思わず購入した手袋が、思わぬところで活用されることになった
めでたし、めでたし
この実験はパクリタキセル最終回まで続ける予定
途中顕著な結果(差異)が出たら、可哀そうだから左にも手袋つけます...
ちなみに左利き←不要な情報
本日の治療
9:00 主治医問診
10:20-13:30 抗がん剤点滴
吐き気止め15分+ハーセプチン30分+パクリタキセル2時間半+水10分
*点滴がなかなか落ちず予定の倍の時間かかった
会計 26,270円