【ブログ開始】
乳がんと診断されてから、あっという間に手術、放射線治療終了
自分にとっては初の大病にも関わらず「プチ体験」のような感じ
「乳がんです」と言われてから凝縮された三か月
必要最小限の人に告白し、しれ~っとこなし、何事もなかったように日常に戻る予定だった
大方イメージ通り検査、手術、治療をこなし、私の乳がん闘病は終了の予定だった
「ガンだなんて言って、(告白した近しい人には)瞬間的に多大な心配をさせた割にすみませんねぇ~」と詫びるくらい、拍子抜けするくらいここまではチョロかった
ところが、術後出て来た生体検査の結果で「Her2陽性」
なんのこっちゃ?
Dr.「全ての数値は良好で、ガンも全部とれて、リンパ節転移もなかったから、現状ガンは体内に無い状態。ただ、一番でて欲しくなかった“Her2”が陽性反応だったんだよね」
ガン(悪性腫瘍)は何かしらで変形した細胞が分裂で増えて、余計なかたまりとなったもの(ザックリな私の解釈)
その出だしの細胞のタイプを手術で摂取した生体から見極めたら“Her2”陽性
Google先生に聞いたら、Her2陽性は、再発のリスクが通常の1000倍?
現在腫瘍のようなかたまり(ガン)になっていなくても、いびつな細胞が体内に存在している可能性があり、それがいると、またガンになる可能性が極めて高い...ということ(ザックリ解釈)
Dr.「チームカンファレンスの結果、医師としては抗がん剤もやることを強く薦めるけれど、最終は自分で決めて良し」(という内容を丁寧に言われた)
抗がん剤...
イメージが悪すぎる
もう、こっそりでは終われない
人に心配かけることと、迷惑かけることがとにかく嫌だ
そして髪の毛抜けるのが(どんなか不明だけれど)嫌だ
Dr.「今決めなくて良いから、次回もう一度今後について相談しよう」
ということでお持ち帰り
結局、現在抗がん剤治療中
2016年10月
書籍やらネットやら経験者から情報収集
その中で、この“はてなブログ”のはるにゃんこさんが、私を待ち受ける治療と同じ内容の体験を、とても爽快に綴ってくれているのを発見
“はるにゃんこ先輩”と称し、過去ログも全部読み、治療を決意
そして、私も今後同じ立場になる人のためにブログをここに残そうと決意
かなりの「溜め日記」になってしまったが、今日から過去も含めて思い出せる限り(手書きメモはしていた)書いて、何かしらの役にたてればと思う
でもね~はるにゃんこ先輩もかな~り前向きなガンファイターだけれど、私も“ちょっとこの人はいかがなものか”と、励みを与えるより反発買う心配の方が大きいかもなぁ~
ま、いっか。