AlohaLilo’s blog

働きながらガン治療中のトライアスリート&ライフセーバー見習い

【先輩ファイターA田】

複数個所にガンあるかもしれない疑惑浮上した病院診察の帰り

「両胸の可能性が出て来た...」A田にメッセージ送る

 

「ちょっと遅くなるけれどこのあと会おう」とすぐ返事来る

 

20時過ぎ、A田、近所のデニーズにかけつけてくれる

 

ここまでも治療や検査について教えてくれていた

また娘として母に告白した時の心境、母として子供が乳がんと知った時どう思うかなど、説得力のある話をしてくれて来た

 

ただ、ステージⅡで全摘のA田に対して、私はステージⅠの温存
A田の経緯・経過を見ているので、自分はA田より大丈夫...とどこか安心していた

会って話聞いてもらう程、心配もしていないし病んでもいない

 

しかし、ここに来て両胸・全摘など事態急変の兆し

乳がん確定から初めて動揺し、混乱し、A田にSOSを送った

そして、今まで聞かずにいた部分について話てもらうことになった

A田は温存でも大丈夫というところを全摘選択

再建もしていないという

その理由「もういらないから」

 

結婚し子供も成人しようとしているA田

ここにきて「そっか...」と素直に同意できる見解ではなかった
私は再建必須と最初から思っていた

でも極めて参考になった

そんなもんかと...

 

以前“Wish List”すすめられた

でも“Wish”を挙げると叶える希望より、叶わないかもの絶望が先行しリストにできないとA田に訴えた

八つ当たりはなはだしい...

「簡単に叶う小さなこと沢山挙げるんだよ」とA田

沢山の夢や希望を持ち、沢山のことを叶えて来られたと思っている自分

いつも夢や希望は大きくもってきた

そして、強い願いは、自分の努力と運で必ず叶うと思ってきた

それは、本当に運が良かったのだと気づいた

どうにもならない障害に阻まれたことがなかったのだ

 

今ではどんなに小さなWishでも叶わないこともある気がしてならない

なんでこうなるの...

言葉にしなかったのにA田には伝わった

「何故...どうして...何がいけなかったのか...それは考えちゃだめだよ」

「免疫力上げることしよう」

「不安だし辛いし、泣いていいし」

 

散漫な私の相談にもならない話に、A田は遅くまでつきあってくれた

明日始発で大阪出張らしいのに...

 

A田が乳がんを公表してくれていたから私はA田を頼れた

人知れず乳がんをこなそうと思っていたが考えが変わった

今後まさかの乳がんに突如直面した人のために、私もどこかのタイミングで公表しよう
ガンファイターからガンサバイバーとなりガンアドバイザー目指そう

でも今は最悪の検査結果について心の準備とその後の準備が先...